明日はどっちだ??(こんにちは、ダサい私!)
久々ドキドキ、北海道へ帰った。
「ちょっと旭川行ってくるね!」
と言ったまま突然の3ヶ月放浪(なんなら自分も日帰りかと思ってた)だったので、お世話になっている実家の皆様はさぞザワついているだろうなぁと、正直あまり気乗りしない帰省。
ついでにデンジャラスデフォルトで飛行機が2時間飛ばず、帰らないでぇー!!と後ろ髪引かれてるような気分だった。
今まで何をしていたかと聞かれたら、神奈川で小学生と暮らしたり、家出したり、徹夜で音楽作ったり、イケてる廃材建築にペンキ塗ったり、新潟のスーパーおじいちゃんとベンツでドライブデート(ペアルック♡)、仙台で温泉旅行&イベントに棚ぼた招待してもらったり、東京でアートの展示に飛び込み参加させてもらったよ!
誰と一緒にいたの?と聞かれたら、最近は全世界出張型フォトグラファーと超絶怒涛の神さまペインターだよ!(CHAPAWONICA)
どうやって暮らしてたの??と問われれば「みなさまの優しさで生かされていました!!」という一文に全てが集約される。
そして何故そうなったのかと言われても、各地の素敵な方達から授かったミラクルだから全くもって説明できなさすぎる。
色々あった出来事を全てミックスした結果伝えられるのは
「いい感じに調子に乗らせてもらいました!!ありがとう!!!」
久しぶりの実家、意味不明っていいじゃない
北海道を飛び出す前の私は何をしていたかというと、学生のようなフリーターのようないつもどこか具合の悪いゆるっともやっとニートでした。
多少勉強したりバイトしたりしていたものの、モラトリアムに次ぐモラトリアムで主に引きこもって海外ドラマ三昧のふわふわふらふら。
長いこと「自分は周りに馴染めないし自信ないしちょっとでも傷ついたら死んでしまうガラスハートだから、この世に自分が生きられる場所は存在しないんだろうな…」と部屋の窓全開でアコギかき鳴らしながら遠い目をしていました(ご近所さんには本当悪かったと思ってる)。
そして相手とぶつかることを避けて避けて、伝えたいことはなるべく遠回しに、本人のいない場所であれこれ言い合うような家族関係。
気持ちを言葉に出来ず、敵の攻撃(他人の評価)からいかに身を守るかということばかり考える戦略会議の日々。
しかしこの放浪期間、様々な人達と出会い居候飯炊きババアして、気づいたこと。
「家族って、味方って、世界中にたくさんいていいんだなぁ(世界を戦場にするかホームにするかは自分次第)」
そして
「やっぱ、わたし絶対かわいいしセンスあるし天才だし最高だな…♡」
図々しさというのは、どんなに深刻に悩もうが過去のトラウマだろうが全てを凌駕する。
いざ、バッチコイ実家!!!
足を踏み入れた瞬間家の様が全く変わってなくてビビったものの、「いやだ」とか「そんなの知らん」とか「その点はごめん!」などなど好き勝手言いまくった結果、得たのは「わかるところはわかるし、わからないところは全然わからないな」という、当たり前だけど清々しいアンサーだった。
長年部屋の隅にコツコツ溜めてきたモヤッとボールを振りかぶったら、拍子抜けするくらい「全然理解し合えないね!」
父は、私がただふらふらしてるだけでこのままじゃ野垂れ死ぬだけ、一つの夢や目標に向かって努力して何かしらこの世に生きた証を残してほしいと思っている様子。
いつかの葬式で何も説明できない「あの人どこで何してたんだか全然分かんなかった」そんな娘の人生は嫌だ…。
「それって最高じゃん!!!」
父の言葉を聞いた私はかぶり気味に叫んでしまった。
何してたんだか全然わかんなくて、最低とか最高とか哀れだとか楽しそうだったとか、ざわわする感じ。
どこかで野垂れ死んでも、遺影を披露できるならバカバカしくなるくらい思いっきり不謹慎でシュールにキメたいし、もし生きてる人がクスッと笑ってくれたら私は嬉しいなと思う。
北海道滞在中、母は終始吹き出したり痛いとこ突かれた!こいつ勝手だな!という顔をしていたけれど、最後は「各々好きに生きていきましょう」と笑い合っていた。
夢も目標もありません
「何になりたいのか」
「何を目指しているのか」
主に職業について、夢とか目標というものを要所要所で聞かれてきたけれど、今までずっとまともに答えられなかった。
好きなこともやってみたいこともたくさんあるのに何でだろうなーと思っていたところ、突然頭に響いてきた言葉。
「自分を生き切りたい!!!」
今も昔も変わらず、私は自分自身の生命活動に注目していたいのだと思う。
どんな出来事に見舞われて、その時どんな反応をして、そういういちいちがビリビリ刺激的で愛おしい。
どんなことをしようがしまいが細かいこと気にする割に何だって良くて、不安定でファンシーでバカやってるただ自分の生きる姿に感激してしまう。
それ以外には、なんにもないや。
家族ってなんだろう??
居候生活を経て正式に実家ニート&問題背負いたガーリーを卒業して思ったのは、血の繋がりや過ごした時間に関係なく自然発生する「家族」ってあるなということ(それは固定じゃなくて流動的なのかもしれない)。
肉親だとお互いの人生に責任や所有感を持ってしまいがちだけど、「面倒を見合う」のではなく「大切な他人として頼りにし合う」ことができたら最高だな!って思う。
(現在、他力本願色んな人に頼りまくりすぎですが還元していきたい!みなさんありがとう!!)
私の中の家族って言葉を、もっと面白いものにしていきたいなーと思う。
いっぺん(2回くらい)、死んでこい
現在、再び関東へ飛んで1週間が経ったところ。
気持ち的には既に2ヶ月くらいの濃さで時が進んでるのだけど、そこで早速
「あれ、今の私ってすごくダサくない??」
という壁にドカーンと激突中。
便乗&棚ぼたで爆走した放浪を終えたところで、本当は皆様が優しすぎただけなのだけど「自分イケてる!生きていける!」とどこか勘違いしていた私…
ひとり立ちだー!!と張り切っていたはずが、気づけばまた棚ぼた便乗してるやん!!!という滞在現状。
そして突然のトラウマ噴出号泣、驚く年下男子に頭撫でられながら
「大丈夫って言ってるけど、全然何とかなってないですね。」
だっさーーーーー!!!!!
担架切ってハイテンションで北海道出てきたけど、私まだまだ死にきれてないじゃん…と凹む。
どうすんだ、私…!!!!
これまでの恒例パターンでは「こんなんじゃだめ」とか「傷つきすぎて死ぬんじゃないか」とか「1人で何でもできるもん!」と恐れやプライドで潰れがちだけど、もうそれは資源の無駄すぎる。
素っ裸でぶつかることでしか見えない世界があって、鎧着てじわじわ潰れるくらいなら、バッチコイ傷ついて傷つけてラブもヘイトも両方で、潔く何度でも死のう。
ダサいとこ晒して、生きよう。
今のところ肩書きとしては実家ニートから世界のプータローへとバージョンアップしたところで、明日から久しぶりにバイトさせてもらう(働く!!)のでドキドキしてる。
果たして、私は最後までやりきれるのか!?(基本周りが見えてないのでトンチンカン&色々壊しがち…)
テーマはバッチコイ、nextデンジャラスガールです。
(今のぐちゃぐちゃ具合が表せて嬉しい絵)