ちんこ(性欲)に罪はなかった話【 今を生きる私とあなたへ 】
これまで私はペニスのこと、
「自分を痛めつける凶器」
だと思ってた。
" SHALL WE SEX ?? "
!! HENTAI WANTED !!
締切 2018/11/15
http://hentaiwanted.strikingly.com/
このプロジェクトを始めたとき、私は純粋に「もしも余命半年なら素敵な人とかっ飛ばしたい!!」という完全なる思いつきで動いていた。
なんか面白そう!ワクワクに従ってGOを出した企画。
ところが応募してくれた方々から向けられる真っ直ぐな性欲(こんなアプローチなかなかない)とそこに綴られた思いを前に「みんな生きてるな!最高だな!!」という思いでにやにやが止まらない反面、突然「こわい!!」と思う瞬間に出会いました。
" 私、ひとりぼっちだよ "
突破したい!と臨んだ一試合目を終えたあとのこと。
いい時間だったなぁ前よりもっとちんこと仲良くなれそうな気がする!と思ったつかの間、どうしたことかダメージを受けている自分に気が付きました。
うわぁぁぁぁ!!!!!
以前お付き合いしていた方達との間にも起こった、このなんとも言えない口の中が苦くなるような感じ。
お相手はとても優しく丁寧に接してくれていて、怖い要素なんて1ミリもないにも関わらず、ひたすらハッピーでいられない自分。
消化不良な感情がまだ存在していることに戸惑いつつ、恐る恐る自分の中を覗いてみた。
心の隅っこに見えたのは、体育座りで蹲っている5歳の私でした。
ずっと知っていたけど、見ないふりをしてきてもう随分時間が経ってしまって、時が経てば経つほど恥ずかしくなってしまった小さかった頃の自分自身。
当時、水泳教室で大好きだった先生に体を触られて見られたとき、これは一体何だろうと思った。
身動きが取れず、痛いけど何も言ってはいけないような気がして、目を逸らして水面がキラキラ揺れるのを見ながら曖昧な返事をしていた。
気のせいなんじゃないか、自分の心が不純だから変な風に思うんじゃないか、気のせいじゃなくてもたいしたことはされてないし、先生はかわいいぬいぐるみくれていつも優しかった、こんなことで傷ついたりするなんて恥ずかしい、全然平気だし昔のことを引きずってるなんて情けない、太ってるし言っても馬鹿にされる、弱い私なんて
こんな私なんて。
傷つきやすい自分が嫌で、心の隅っこで泣いてる5歳の女の子に「お前は弱くてダメなやつだ!もっと強くなれ!!」と胸に広がる悲しみや辛さをどう扱っていいか分からなくて、きつく当たった。
自分の価値を完全に見失った頃、居てもたってもいられず出会い系で男性と会ったりお金をもらってみたりした。
ほらなんてことないでしょ?と痛みを押し付けて更に痛めつけて、今書いていて思ったけれど
私は自分に、なんて酷いことをしてきたんだろう。
「気軽に、でも本気で応募してほしいな!」
「お互い、楽しく面白く過ごせたらいいよね!」
長年傷ついたままの自分と、健康な女性としての欲求とで揺れ動いていた心。
かっ飛ばしたい!思いはあっても、向けられるのがずっと恐ろしかった男性の欲望。
「ヤリたい!」「SEXのことばかり考えてしまう」「あなたをイかせたい」「君のバナナになりたい」「ロリコンの教師です」
性欲全開なメールを受け止める日々の中、心がざわめき時に震えながら、応募してきてくれる方達と超どストレートに話してみて分かったことは
男の人も、SEXで悩んだりするんだ!!
誰でもいいわけじゃないし、色んなものを抱えたまま会いに来てくれてる!!
私と同じじゃん!!!
ってこと。
強くいなければ!と握りしめていた拳を解いたとき。
これまで頭の中で築いてきた男性像がホロホロ崩れ落ちていくのを感じた。
電脳の海を越えて出会ったあなたと、これほど素直に話せるなんて想像できた??
「こんな企画に応募しようとするくらいの人達だから」
今の気持ちを発信することに対して、重たいかなぁと悩んでいたとき" 大丈夫 "をくれた人。
「なんか、泣きそうだなぁ!!」へらへら笑った私に、誤魔化すんじゃねぇ!と真剣にぶつかってくれる人。
どこかでずっと、エロいことを考えたりSEXしたいと思う自分のことを汚らわしいって思っていたけれど。
そうか、性欲にもちんこにも罪はないんだ。
「弱さも痛みも、どんな自分もまるごと道連れに未来をつくっていく」
そう言って製作した " 地獄DEマンボ☆ "
今回の企画もマンボして(全自分道連れにして)GOするぞ!!と思ったのに。
SEXしてダメージを受けるのは、ひとりぼっちに感じるのは、隅で蹲っている私を居ないことにして無視して笑うから。
「これからは、あなたが笑える企画にしよう」
このプロジェクトは、私が素敵なHENTAIと出会って一発かっ飛ばすまでのストーリー。
そして、
ずっとずっと心の奥に押しやり続けた私と、今の私が出会う物語。
ということで、第2試合終了中💣💥
どんな喜びも悲しみも、心にあるすべては自分自身のもの。
— ねがみくり (@Kuri_Kuu) 2018年11月6日
「○○だから大丈夫」って、どこを向いて言ってる??
錆びついた扉をロケットランチャーで爆破して、泣いてる自分を抱きしめに行こう。
手を取ったら、押し寄せるように今へ飛び出そう。
未来が待っているなら、追い越してしまおう。
服を脱ぐよりも先に、素っ裸のハートであなたの前に立つ自分でいたい。
飾らないはじめましてに、もしかしたらお互い、痛い思いをすることもあるかもしれない。
だけどここまでやって来た、あなたの今が聞きたいと私は思う。
私は、ここにいます。
応募締切まで、あと9日。
" SHALL WE SEX ?? "
!! HENTAI WANTED !!
締切 2018/11/15
http://hentaiwanted.strikingly.com/
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