ごめんね【私と一発ヤりませんか!?】

 

 

衝撃のHENTAIおにいちゃんバナナ大募集企画終了から二週間。

 

 

 " SHALL WE SEX ?? "

  !! HENTAI WANTED !!

http://hentaiwanted.strikingly.com/

 

 

突然のゴール、その後の展開はいかに…??


 

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ジングル曲提供中のラジオ「かみさまサンデー」
まゆちゃぱうぉにか&来世ヒデアキ

トピック
『HENTAIウォンテッド』
『押し寄せるビュッフェ』
『涙の海でサーフィン』

久々放送にゲスト出演、企画について話してるよ

飛び出した野生に忠実でいたいよな【あと128にち】 - にんぷ社長のよめはん日記

 

 

 

 

現在、思う存分眠って絶賛お休み中の私。

 今回は番外編として、企画中巻き起こった事件について書きたいと思う。

 

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あれは私がHENTAIとドキドキの第一試合を迎えた頃。

シェアメイトのひとりがお家に「気になる彼」を連れてきていた。

 

数日泊まっていく&料理できないらしいからよろしくと聞き、ご飯を作って一緒に食べたり(自宅でミーツHENTAIしたため、私とHENTAIさんと彼という三人の謎の食事会が開催された)、「あなたはちょっと胡散臭い感じがいいね」と軽口をたたいたりしていたところ。

ある夜、食卓に座り料理を作るシェアメイトの笑顔と彼の見事な食べっぷりを見ていたとき、私の中で突如ある思いが湧いてきて、そして爆発した。

 

 

 

 

 
「くりと、一発ヤりませんか!?」

 

 

 

ウキウキしてる彼女を視界に感じながら、美しくニシンをほぐす彼へ向かって勇気を奮い立たせ放った言葉。突然の爆弾投下に、カチーンと固まる友人の笑顔。

 

 

 爆撃を受けた彼女をそのままに、彼を見据え「企画上初めてのスカウトです」と伝えると、彼は少し考えてから言った。

 

「うん、いいかもね!一発ヤろう!!」

 

 

イエーイ☆(グータッチ✊)

 

 

 

 

 

 

シェアメイトちあき、死亡。

 

 

いつしようか?くりの部屋でやる?など話している間。

「食欲がなくなった…精神統一してくる」と自室に走って行ってしまった彼女を見て、私と彼は静かになって思ったよりずっと胸が痛いなぁ、と言いながら残されたご飯にラップをかけて写真を撮った。

 

「落ち着いたら、後で見せてあげよう」

 

 

この時、ちあきは長年お付き合いのある大切な人以外の男性と新しい関係に挑戦、初めての一歩を踏み出したところ。

家にやってきた彼は、今は特定の女性とお付き合いしないというところで挑戦中。

そして私はネットでHENTAIおにいちゃん🍌を募集している。

 

圧倒的な自由とわがままの中でリアルに巻き起こる感情の渦の中。

 

 

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次の日、ちあき誕生日の朝(プレバースデーにくりに爆撃されるという理不尽)

 

「ハッピバースデートゥーユー♪ハッピバースデートゥーユー♪」

 

 

お誕生日おめでとう♡♡とプレゼントを渡すと、苦い顔をしたちあきが一呼吸してから、私をまっすぐ見据えて言った。

 


「くり、嫌い!!!!」

 

目から涙をこぼしながら、くりが何を考えてるか分からないのがつらい、大事にされてない感じがしてつらい、と言われて、私も泣きそうになりながらぎゅっと抱き合った。

 


「そうだよね」

 

 

自分だったらたとえ思っても絶対言わないし、くりは謝らないんだね。と言うちあきに、私も前の自分だったら絶対言ってないなあと気持ちを話した。

 

「私はちあきが大事だからあの場で言ったよ。あの瞬間そう思ってることを隠してしまったら、私はもうちあきにぶつかれなくなると思った。あと、彼とシたらちあきと姉妹になれるから嬉しいなって思った。ちあきが傷ついて、私もすごくつらいしショックだったよ」

「くりも、ショックだったの…?」

 

二人で赤い目をして抱き合ったまま、素直な想いを伝えあった。

そうしたら、ちあきがちょっと恥ずかしそうに言った。

 

 

「あのね、くりのこと『調子に乗ってんじゃねーよ、デブ!!!』って思っちゃった…。でもそこがかわいいんだよなぁとも思った…」

 

 

何それ、めちゃくちゃ嬉しい!!!!!!



「え!?」

 

ちあきに罵倒されるなんて嬉しい!!くりはちあきに嫌われて嬉しい!

 


「!!?!??」

 

(いつも便器にうんこがついてるからみんなちゃんと確認して掃除してほしい!!ということをずっと言えずにみんなのうんこをひとり掃除していたあのちあきが暴言を吐くなんて!)

 

 

「例えものすごく嫌われたとしても、くりがちあきにこの先何をしてたとしても、くりはちあきを愛してるよ♡」

 

「何をしてもって…くりはいったい何をする気なの…」

 

「くりのこと、もっと嫌いになって、もっと好きになってね」

 

 

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ひとりの人から、好きと嫌いどちらも受け取らせてもらえるなんて、今生きてここで抱き合える貴重さは一生ものの宝物だと思う。

恐さをぶっ飛ばしてぶつかってみたい、ここでぶちこんでみたい、きっと大丈夫って思える。

言わせてくれてありがとう、許されなくてもあなたが大事って伝えたい。

だからごめんねって言葉でごまかしたくない。

 

「私は謝ってほしいわけじゃなくて、気持ちが知りたいんだなって思ったよ。わからないからつらいんだなって」

 


 

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ガチンコでわがまま放題の関係。

ちあきの器が海よりも大きいおかげで、泣いては「愛してる」って伝えあえること。

(彼女のすごさをたくさん書きたかったのだけど、長くなってしまったのでそれはまた別の機会に)

 

 

絶対ダメと思ってること、きっと傷つけるから言わないで我慢しようと思ってること。



大切にするって、なんだろう??

その都度どうなるかなんてわからないけど、もしかしたら新しい自分や相手と出会える機会なのかもしれない。

 

 

(一発ヤろう!と言わせてくれたイケメンの彼へ、最上級のありがとう。)